ユーザー管理

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]

この項目は、ユーザー、部門、休暇記録などのユーザー関連機能を管理します。

備考 ● 必要:該当のフィールドの値は、空白にできません。 ● ユニーク値:該当のフィールドの値は、他のデータと重複してはいけません。

ユーザ管理

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[ユーザ管理]

ここではシステムの全てのユーザーを管理します。「管理者、ユーザー、LDAP」の3種類に分けられ、説明は以下のとおりです。

ユーザー分類:

  1. 管理者:システムで最も高い権限を持つユーザーです。詳細は【ユーザー管理>管理者権限】を参照してください。

  2. ユーザー:OMFLOW自体で作成したユーザーです。

  3. LDAP:外部のLDAPシステムと同期し、対応するユーザーを作成します。パスワードなどの一部の情報は変更できません。詳しくは【ユーザー管理>システム設定】を参照してください。

ユーザーを追加する

メイン画面の上部にある**[+新規]ボタンをクリックします。「アカウント、パスワード、名前、メールアドレス」は必須項目であり、ユーザーを追加する際パスワード**フィールドはルールによる制限はありません。

有効/使用者を停止

メイン画面の上部にある任意のユーザーの**[状態]**フィールドをクリックし、有効/無効できます。アカウントが停止中の状態の場合は以下の状況が発生します。

● ログインできない ● ユーザー、担当者フィールドに表示されない

ユーザーを編集する

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[ユーザ管理]>[任意のユーザー]

ユーザー管理ページで[ユーザー]をクリックすると、ユーザー情報のインターフェイスに入ります。以下は各タブの紹介です。

データの設定

  1. ユーザーアカウント:一般的にusernameとも呼ばれます。必須、ユニークな値、変更することはできません。

  2. パスワード:ユーザーのパスワード、ユーザーを変更する権限を持つユーザーのみ、ここで他のユーザーのパスワードを変更することができます、一般ユーザーは、**ヘッダー>〔ユーザー]**でパスワードを変更ます。パスワードは必須項目となります。

  3. 名前:ユーザーの識別名、「ユーザー、指定」フィールドでユーザーを照会するときに表示されるテキストです。必須項目、非ユニーク値です。

  4. メールアドレス:システムがメールを送信する際、このメールアドレスを送信先アドレスとして使用します。

  5. 代理人:一人のユーザーを代理人として選択します。代理人は**ヘッダー>[代理アイコン]**からIDを切り替えることができます。詳細は【ホームページ>ヘッダー】を参照してください。

  6. ホームページ:ユーザーがログインした後に表示される画面としてデフォルトホームページを設定します。

  7. デフォルトの部門:ユーザーが所属する部門のうち、いずれかを代表として選択します。職務検索するときにここをキーとします。

  8. 部門:ユーザーが所属する全ての部門を表示します。

  9. 役割:ユーザーが割り振られている全ての役割を表示します。

  10. 更新頻度を通知します:OMFLOWシステムのページ更新頻度を設定します。

  11. その他のフィールド:一般的なテキストフィールドです。ユーザー情報保存として使われています。

高度な代理

承認フローの予定承認者が休暇を取って、ユーザーが「高度な代理」を設定している場合は、設定された代理人に承認フローが送信されます。

  1. 職務代理人:承認クエリ対象が特定の職務の場合、指定したユーザーを代理として割り当てます。

  2. 承認代理人:承認が特定な承認の場合、指定したユーザーに割り当てます。

承認メール通知

ユーザーは特定の承認から送信したすべての通知をキャンセル可能です。デフォルト設定では有効です。

休暇記録 & 代理記錄

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[休暇記録]

自身のすべての休暇記録を表示します。または他のユーザーを代理する記録リストを表示します。チェックボックスで表示内容を選択できます。 ● 取得予定:休暇期間中代理プロセスが進行中の代理記録 ● 取得中:作成済みだがまだ発生していない代理記録 ● 期限切れ:休暇期間が終了した代理記録 ● キャンセル:キャンセルされたか、または申請期間の途中であること

役割管理

OMFLOWのシステムでは、すべての権限は役割と関連しており、ユーザーが役割の権限を継承するためには、まず役割と連結を作成する必要があります。メイン画面上部の**[+新規]**ボタンをクリックして役割を作成します。

役割の編集

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[役割管理]>[任意の役割]

リストから編集したい役割をクリックすると、役割編集画面に移動できます。

  1. 設定:役割の名前と説明を設定します

  2. ユーザ:この役割を適用するユーザーを選択します

  3. 権限:この役割が持つ権限にチェックを入れます

  4. 部門:この役割が含まれる部門にチェックを入れます

注意事項: ※ すべてのタブの保存ボタンは独立していますので、各タブにおいて設定を修正後に必ず保存してください。

※ カスタムフォームの新規の権限は確認の権限と併用しないと、ユーザーがプロセスを見えなくなるため、データを追加することができません。

部門管理

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[部門管理]

部門は複数のユーザーを設定することができ、主に「タスクと承認」の割り当てに使われています。以下に操作方法を紹介します。

部門の追加

メイン画面上部の**[+新規]**ボタンをクリックし、該当の部門に上位部門がある場合は、所属部門(必須ではありません)を選択してから、部門名と説明を入力し、確認をクリックすると作成が完了します。

部門の編集

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[部門管理]>[任意の部門]

リストから編集したい部門をクリックすると設定画面に移動できます。各ブロックとタブの説明は以下のとおりです。

基本情報

部門の基本情報を設定することができます。

  1. 部門:該当の部門の上位部門を設定します。上位部門は作成済みの部門でなければなりません。

  2. 部門名:該当の部門の表示名です。入力必須項目です。

  3. 部門番号:該当の部門の代表番号です。空白の場合、システムが自動的に番号を割り当てます。 ユニーク値、入力必須項目です。

  4. 部門の並び替え:数字を入力します。該当の数はユーザー情報の部門の表示順序に影響します。小さい数字から大きい数字へ、降順です。

  5. 説明:部門の用途に関する説明を入力します。

職務権限

「タスク、承認]が[職務、権限、責任]を通じてユーザーを検索している場合、[+新規]ボタンをクリックして部門に関連情報を作成することができます。

  1. 職務:作成された職務を選択します。詳細は【ユーザー管理>職務管理】を参照してください。入力必須項目です。

  2. ユーザ:該当の職務のユーザーを選択します。 入力必須項目です。

  3. 権限:該当の職務の権限リストです。職務を選択すると自動的に表示されますが、自分で調整することもできます。

ユーザ

ここで該当の部門のユーザーにチェックを入れます。

※ すべてのタブの保存ボタンは独立していますので、各タブにおいて設定を修正後に必ず保存してください。

部門を削除

部門を削除するには、部門名の行にチェックを入れ、上部の**[削除]**ボタンをクリックしてください。

ADユーザ確認

ここでは、LDAPインポート部門とそのユーザーを確認できます。基本的な構成は【部門管理】節と同じですが、異なる点としてはここでは職務権限機能のみ設定可能で、他の機能はすべて読み取り専用です。

※ LDAP設定の詳細については、【ユーザー管理>システム設定】節を参照してください。

職務管理

ここでは職務を追加、削除、修正します。設定した職務は「部門管理、ADビュー、組織図」で選択することができます。

※ 職務の下に複数のデフォルト権限を作成でき、該当の職務を選択すると、自動的に呼び出されます。

グループ構造

複数の組織図を作成できます。ニーズによりプロセス中に「ダイレクト職務/権限、部門の職務/権限」コンポーネントを使用することで、指定された組織図に関する情報を照会できます。 また、承認設計中に新規追加した組織図を指定することもできます。

組織図の追加

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[グループ構造]>[+新規]

新しい組織図を追加するには、[+新規]ボタンをクリックします。組織図の名前は一意でなければならず、重複してはいけません。

組織図の編集

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[グループ構造]>[任意の組織図]

既存の組織図をクリックして編集モードに入ります。詳細は【組織図の操作説明】を参照してください。

組織図の削除

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[グループ構造]

削除したい組織図項目にチェックを入れ、上の[削除]ボタンをクリックして削除します。

注意項目:

  1. 組織図が削除されると、関連する「委託管理組織図」も削除されます。

  2. 削除後は復元できません。

組織図の操作説明

参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[グループ構造]>[任意の組織図]
参照箇所:[メインメニュー]>[ユーザー管理]>[グループ構造]>[+新規]

基本情報の設定

組織図を設計する際、まず組織図の基本情報を以下のように設定します。

  1. 組織図名:組織図名にユニークな値を入力してください。

  2. 設定:「組織図名」フィールドの右側をクリックすると、以下のような設定インターフェイスがポップアップ表示されます。

  3. フローがこの図にデータを見つからない場合、さらに部門データを検索し、条件を満足したユーザに情報を返送します:プロセス設計の 「ダイレクト職務/権限、部門の職務/権限」のコンポーネントは、指定した組織図で設定した条件を満たすユーザーを優先的に検索します。 このオプションにチェックを入れた後、条件を満たすユーザーが組織図で見つからない場合、システムは部門データでさらに有資格者を検索します。

  4. 管理部門&管理ユーザ:組織図が組織の一部を委託管理責任者に「委託管理」し、委託管理責任者がそれを編集して承認に送信すると、システムは自動的にプロセス「組織図管理プロセス」フローを生成し、設定された管理者に割り当て、[マイタスク]で確認することができます。

組織構成の設定

初期の「組織図」には1つの組織アイコンのみ存在します。ツリー構造のルートディレクトリであり、通常は組織図の最上位に位置付けます。アイコンの[歯車]ボタンをクリックして設定します。以下は関連設定の説明です。

  1. 部門名 :代表する部署を選択します。カスタムにチェックを入れる場合、バーチャル部門とみなされますので、名称を入力する必要があります。

  2. 部門番号 :上記で説明したとおり、カスタマイズにチェックが入っている場合は、名前を入力し、組織図ではユニークな値である必要があります。

  3. 所属部門番号 :読み取り専用で、設計に従って所属する部門名を示します。

  4. 部門:読み取り専用で、設計に従って部門コード示します。

  5. 委託管理 :チェックを入れた後、委託管理責任者を設定できます。

  6. 委託管理者:ユーザーを設定し、設定後この組織以下のツリー構造を隠し、指定したユーザーに管理権限を渡します。

  7. 部門の職務/責任者:この部門の職務と権限は、9章を参照してください。

注意事項:

(1) 部門のカスタマイズは、通常常設でない部門構成に使われています。例えば、異なる部門が集まったプロジェクトチームなど。譲受人はプロジェクトの進行中に組織図のクエリ機能を利用して、プロジェクトチームのメンバーにタスクを割り当てることができます。

(2) 委託管理を選択すると、システムは該当の組織とその下位組織を指定された「委託管理者」に組織とその下位組織を委託します。委託管理中の組織は解除されるまでは編集/修正できないことを注意してください。 「委託管理者」のメインメニューに「ユーザー管理>組織図」が表示され、委託管理者は「委託管理」されている組織を編集できます。保存をクリックすると「組織図リスト」ページに戻り、委託管理者は組織図の最後に[審査に提出]ボタンが表示されます。ボタンをクリックすると、組織図に割り当てられている「承認者」は私のタスクにタスクを確認でき、承認すれば変更を保存できます。拒否の場合、審査フォームは委託管理者に戻り、本件をクローズするか、再試行するかを尋ねます。

設定が完了したら、最初の「組織」アイコン上の[+]ボタンをクリックして、その組織の下に空の組織を追加します。この手順にて必要とするツリー構造を作成し、[保存する]ボタンをクリックして設計を完了します。

その他の機能

保存ボタンのほかにも、以下のようなボタンがあります。

  1. エクスポート:現在「保存」されている組織図をxlsxファイルにエクスポートする。

  2. インポート:ユーザーがエクセルファイルの形でデータメンテナンスできます。

  3. キャンセル:現在未保存の編集を破棄し、「組織図」リストに戻ります。

注意事項: (1) エクセルファイルのフォーマットは決まっているので、実際にエクスポートしたエクセルファイルを参照してください。 (2) インポートする前に、対応する「職務、部門」情報がシステム内に作成されていることを確認してください。 (3) インポートの際、「部門番号とジョブコード」で追加・修正を行う基準にします。 (4) 利用すると、現在の組織図の構造が変更されます。

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